復興記念館では、好評につき令和6年12月22日(日)終了予定となっておりました秋季特別展「絵画『大震記念』有島生馬の描いた関東大震災」の会期を令和7年2月24日(月・祝)まで延長いたします。

復興記念館に常設展示されている絵画「大震記念」は、芸術作品としてのみならず、作者である画家 有島生馬の体験や当時の写真、時事ニュースなど様々な関東大震災に関する情報が描かれた貴重な資料でもあります。
本展示では、「大震記念」に描かれた震災に関する事柄について考察を交えて紹介します。また、有島生馬の震災体験記を基に、地図を用いて生馬が被災地を歩いたルートを可視化しました。
一人の画家の目に映った関東大震災の衝撃を、絵画「大震記念」および本展示を通して詳しくお伝えします。

また、復興記念館二階中央展示室の絵画「大震記念」の修復も完了いたしました。
経年により蓄積した汚れを除去し、表面を補強することで色彩が鮮やかに蘇りました。
この機会に、ぜひ絵画「大震記念」も併せてご鑑賞ください。

有島生馬「大震記念」(1931)
有島生馬「大震記念」(1931)

有島生馬「大震記念」(1931)